†3mm†解説

【注意】ネタバレ記事です。
7CMは以下3構成となり、本ページはネタバレページです。
小説をお読みになる方は[小説]編を、理論を読まれる方は[手記]編をお楽しみください。
振り返り
なんだか以前体験したような始まり方だったね。同じ発言繰り返しててなんだか違和感、当人たちは記憶がないのかな。
きっと同じ楽曲なのかもね。
なるほど!でも《ボク》はその同じ流れを断ち切って…
…うん。
ん?
いや、なんでもないよ。そしてみんな調性の中、同じゴールを目指す。
音楽理論で言うとトニックってことかな?
うん、だいたいそうだよ!コード主軸なコード理論ではトニックって考えるといいし、もちょっと細かく言うとトーナルセンター(調性の中心音)だね。1つの音。
ほうほう。そういえば今回もまた妖精コダーが出てきたね。そろそろ正体知りたいな。
※[PR]コダーの絵師様、若干募集中(僕じゃ書けないw)
ムジカを照らす存在だね。ちょっと振り返ると、
・ヒカリは7つの音
・妖精はヒカリ
・妖精はその瞬間の音楽そのもの
だった。ということは…?
あ!コダーはコード!いくつかの音、つまりいくつかのヒカリを集めた和音だ!
ピンポーン、正解!後半の描写で、ヒカリはよく見ると小さな妖精のものもあるって書いてあったよね。沢山の小さな妖精=ヒカリ=音があつまって、まとまりの和音=大きなコダーとして見えてるんだ。
なるほど!
◆ムジカの外
ジオラマに7CMをセットする
↓
7色に発光しヒカリが差し込む
↓
ムジカの調性(7CM)が決まる
↓
◆ムジカの中
・すべてのヒカリ=音楽の調性(聞こえてない音含む)
・1つのヒカリ(小さな妖精化)=音楽の実際の音
・コダー(大きな妖精化)=小さな妖精の集まり=和音
ってことだね。
おー、すごい。流石だね!
コダーの描写もよく見ると色の変化をしてたりするね。構成音=小さな妖精たちのヒカリが変化してコードが変わってるってことなんだね。
そうだよ。そしてもう少しよく見るとそれを浴びてる《ボク》も変化が…
?
ふふふ。これはまた今度だね。
そして《ボク》は好奇心ゆえに行動に出るね。コンポスに行くための手段を探し出す。
うん。最終的に聖書にたどり着くけど、聖書って宗教的な話なの?
音楽世界ムジカの聖書、それは音楽理論を指してるんだ。
あ、音楽理論7CMのこと?ていうかニコラ、君のことだけど…w
違うよ、いくつかあるんだけど従来の音楽理論だよ。例えばコード理論と呼ばれて多くの人に認識されているものとかね。
ははぁ。音楽世界の音楽理論、世界の理が書いてあるんだね。そしてアナリスと呟くと不思議なことが。
アナリス、は分析。つまり音楽の分析モードに入り、ムジカに何が起きてるかをより詳細に把握できるようになる呪文。行き着く先は…
あー!
ふふふ。
まとめ
- 同じ楽曲=同じ世界の同じ生活
- 村人が向かう先は調性の中心(トーナルセンター)、コード理論的にはトニック
- ヒカリは調性、7CM
- 小さな妖精は実音
- 大きな妖精コダーは小さな妖精の集合体でコード(和音)
- コダーの色が変わる=構成音が変わる=コードが変わる
- ムジカの聖書=旧来の音楽理論
- アナリスとは分析モードに入る呪文。行き着く先は…?