†0mm†解説
【注意】ネタバレ記事です。
7CMは以下3構成となり、本ページはネタバレページです。
小説をお読みになる方は[小説]編を、理論を読まれる方は[手記]編をお楽しみください。
振り返り
なんだか不思議な部屋から始まったけど、あれは何?何があったの?
それはまだ言えない。それよりも気が付いたときの部屋には気になる何かがあったね。
ジオラマだっけ。なんか街並みが精巧に作られてたね。ジオラマ周囲のレールにはよくわからない怪しい窪みが付いてるっていう。
そうだね。その窪みは12個、時計版のようにほぼ均等に並んでた。そして何か違和感を憶えるような不思議なことがあったよね。
うーん。手元の窪みが貫禄あって大きく見えて、90度右の窪みは黒くて吸い込まれそうだった、とか?
それもそうなんだけど、それを別の場所から見たらどうだった?
そうだ、別の場所から見ても一番手前がオーラ強くて大きく感じ、90度右がまたブラックホールのようだった。立っている位置は変わったのに、窪みがまるで自分についてきたかのような。
そう。見る人の位置がどこになっても、常に見る人からの場所によって窪みの雰囲気が同じになってたね。なんとも不思議な状態…。
これは何を指してるの?
一つずつ解説していくよ。まずはジオラマ、これは音楽を聴いてる人の心の中の世界だ。
浸ってる音楽世界の可視化なんだね。 ふむふむ。
そしてそれを囲むレールの12個の窪み、これは12音を示してるんだ。ド~シまでの鍵盤を見てごらん。白鍵盤7つと黒鍵盤5つの合計12個があって、それの繰り返しになってるよね。
なるほど、これが円状に均等に並んでるんだね。こんな感じかな
そのとおり。その窪みが見る位置で変わったという話は…また今度にしよう!続いて宝箱に入っていた玉石たち。
7つ目を置いた時に光り始めたね。
そう、細かく言うと光ではないんだけど、ヒカリを感じたね。そしてこの時何かスイッチが入ったようだね。
うん、カチッて音がして不思議な体験が始まった。
これはね、12個の音から7つの音を選定し、確定した状況なんだ。ジオラマは音楽世界だと説明したね。この音楽世界の調性=7CMが7つの玉石を置いた位置とスイッチにより確定したんだ。
えーっと、さっきの鍵盤の例でいうと、12個の音の中から白鍵盤の7音=ドレミファソラシを選んだ状態。
そのとおりだよ。違う置き方をすると7CMも変わるんだ。例えばこんな風にね。
7CMって?
うん、この辺の定義や性質については音楽理論7CMを読んでね。
まとめ
- ジオラマは音楽を聴いてる人の心の中の世界
- ジオラマ周りの12個の窪みは12音を表す
- 玉石を置いた位置とスイッチでジオラマ(音楽世界)の調性=7CMが決まる